こんにちは、チキンです。
今回は「ペルソナ設定」の必要性や具体的な活用方法について解説したYouTube動画をアップしました。
ペルソナ設定が役立つ2つの理由と、設定方法を動画で解説しました。
上の動画では、私の経験も交えながら「そもそもペルソナ設定は本当に必要なのか?」というところから、「どうやってペルソナを決めればいいのか?」までをお話ししています。
ここでは、動画でお伝えしたポイントをブログでも整理して解説します。
動画とあわせて読むことで、より理解が深まると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
ペルソナとは何か?
動画内でも触れていますが、ペルソナ(persona)とは「架空のお客様像」のこと。
たとえば新人研修で接客の練習をするときには、実際のお客様がいなくても、「こんなお客様が来たらこう対応しよう」と想像しますよね。
その想像上のお客様を、より具体的にイメージできるように作り込んだものがペルソナです。

細かく設定して、まるで実在する人のように明確にイメージします。
ペルソナ設定が必要な理由
ペルソナ設定が必要な理由は2つあります。
- 情報発信で“ブレ”がなくなる
- 優先順位や方向性を定めやすい
それぞれ簡単に解説します。
1. 情報発信で“ブレ”がなくなる
WebやSNSなどで情報発信をするとき、実際には不特定多数の人が見る可能性があります。
すると、「専門家が見たらもっと詳しい内容を求められるかも…」「同僚や知り合いが見たらどう思うかな…」と迷いがちです。
結果として、何をどこまで話すかが曖昧になり、内容がブレてしまうことに。
そこでペルソナを設定し、「この動画(または記事)は“あの人”に向けて作っている」と最初に決めておくことで、
- 必要な情報
- 伝えたいメッセージ
がハッキリします。
「目の前の“その人”が知りたいことに絞ろう」と考えられるようになるため、文章や動画の内容に一貫性を持たせることができるのです。
2. 優先順位や方向性を定めやすい
SNSやWeb上のトレンドはどんどん変わります。
新しいSNSが流行ったり、バズりそうなネタが出てきたりすると、どうしても「自分もやってみよう!」と飛びつきたくなるもの。
しかしそれが、本当に自分が理想とするお客様(ペルソナ)に向けて必要なアプローチなのかは別問題です。
ペルソナが明確になっていれば、
- 「あの方はInstagramよりもブログ記事をじっくり読むタイプかもしれない」
- 「TikTokで踊っても、あのお客様はそこまで興味を持たないかも…」
といった具合に、「果たしてその施策は本当に喜んでもらえるか?」という目線で考えられます。
その結果、ムダな施策を減らし、本当に必要なことに集中できるようになるのです。
ペルソナ設定の方法
「ペルソナ設定は大事そうだけど、どうやって作ればいいの?」と迷う方も多いですよね。
実はそんなに難しくありません。ポイントは以下の通りです。
- STEP1“実在する”お気に入りのお客様を思い浮かべる
まずは「こんなお客様がもっと増えたらいいな」と思える、実際に存在する方を1人イメージします。
年齢や職業、その方とのやり取りの中で感じたことを書き出してみましょう。
- STEP2細かい条件よりも「その人がどんな悩みを抱えているか」を大切にする
たとえば「45歳の経営者で、時間があまりないが要点を素早く知りたいタイプ」など。
性別や年収などの数値面よりも、「この人はどんな情報を欲しているか?」という視点が重要です。
- STEP3その人に向けて話しかけるように発信する
記事を書くとき、動画を撮るときは「いつもお世話になっている〇〇さんが見てくれている」と想定して話を進めます。
文章や構成を「その方にわかりやすい形」で考えるだけで、格段に伝わりやすいコンテンツに仕上がります。
まとめ
ペルソナ設定のメリット
- 話す内容・書く内容がブレない
- 施策の優先順位を決めやすい
- 実際にいるお客様を想定するからこそ“リアル”な情報発信になる
設定のコツ
- 自分の実在のお客様を1人イメージすること
- その人が「どんな情報を欲しがっているか」を具体的に考える
特に情報発信が苦手な方は、1対1のやりとりなら自然に言葉が出てくるのに、文章を書こうとすると「何を書けばいいのかわからない…」となりやすいもの。
そこを解決するために、ペルソナ設定はとても役に立ちます。
動画をご覧ください
ブログ記事だけではカバーしきれない部分や、より詳しい説明は上の動画でお話ししています。ぜひあわせてチェックしてみてください!
- 具体的なペルソナ設定の事例
- 実際の接客の練習とWeb発信との違い
- ペルソナを活かした企画アイデアの発想法
など、動画内でじっくり解説しています。
ペルソナ設定が役立つ2つの理由と、設定方法を動画で解説しました。
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