WordPressの移行にAll-in-One WP Migrationを使ったとき、「ファイルはホストによって設定された32MBアップロード制限を超えています」というエラーで詰まりました。有料のUnlimited Extensionを買わなくても、サーバー側の設定変更で回避できます。ConohaWingでの具体的な手順を紹介します。
最初の誤解:バックアップ経由なら回避できると思っていた
All-in-One WP Migrationにはバックアップから復元する機能があります。FTPでバックアップファイルを wp-content/ai1wm-backups/ に置けばアップロード制限を回避できると思っていたのですが、このバックアップからの復元機能自体も無料版では使えないことがわかりました。
結局、根本的な解決策はサーバー側のアップロード上限を引き上げることです。
ConohaWingでの設定変更手順
ConohaWingの管理画面には「PHP設定」があり、そこに user.ini編集 という項目があります。これはドメイン個別のPHP設定ファイルで、サーバー全体の設定より優先されます。
ConohaWing管理画面 → サイト管理 → PHP設定 → user.ini編集 を開き、以下を追加して保存します:
upload_max_filesize = 256M
post_max_size = 256M
保存後、WordPress管理画面でAll-in-One WP Migration → インポートを再度試すと、制限エラーが出なくなります。
ハマったポイント:php.iniとuser.iniの違い
ConohaWingのPHP設定画面には「php.ini編集」と「user.ini編集」の両方があります。ドメイン個別で設定するにはuser.iniを使います。php.iniはサーバー全体共通なので、複数サイトを運用している場合に影響が出る可能性があります。ConohaWingのマニュアルにも「user.iniに同じパラメーターを設定した場合、user.iniの値が有効になる」と明記されています。
まとめ
All-in-One WP Migrationの32MB制限はConohaWingのuser.iniを編集するだけで回避できます。バックアップ復元機能も有料なので、この方法が最もシンプルな回避策です。設定変更後は念のため元の値に戻すことをお勧めします(256MBのままでも問題はありませんが)。

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